14日の朝日俳壇「うたをよむ 金魚玉と鮠」(小島ゆかり)より。
海へ去る水はるかなり金魚玉 三橋敏雄
「海へ去る水の、はるかな行方」には「水平線のゆるやかな弧」があり、この句は「大きな水の球体が、小さな水の球体をふところに抱くことなる」と小島氏。ちっちゃな金魚玉から水の惑星へ。壮大なイメージの連鎖。
いや、金魚玉という言葉自体を知りませんでした。『新・増殖する俳句歳時記』 では3句がヒット。こちら に写真あり。
<リンクの追加>2009-06-22 21:45
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球体 - sakura-iro-yumeの日日是好日